会長挨拶
ご挨拶
福岡県内科医会会長 猪口哲彰
この度、2024年7月より伝統ある福岡県内科医会会長に推挙されました久留米市の猪口です。長期に会長をお務め頂いた江頭元会長の後を引き継ぐのは身に余る光栄ではありますし、全国でもNO1.の会員数を誇る福岡県の内科医会を引き続きまとめていかねばならないことは重責でもありますが、やりがいのある仕事であるとも思っています。
前会長の残された医政活動はできる限り引き継いで、更なる発展に向け活動したいと考えます。
具体的には、福岡は福岡地区、北九州地区、筑後地区、筑豊地区から構成されていますので、各地区から代表を集め、皆で活性化に取り組んで参ります。
県執行部は5役会（会長、副会長、専務、庶務、会計の計8名）が中枢で、その下に各地区選出された理事７名．監事３名＋５役会で構成される理事会があり、年位定例5役会７回、理事会６回、総会１回、評議員会１回が開催されています。総会は持ち回りで4地区を毎年ローテーションしています。2024年は筑豊担当、飯塚で行われました。このような方法も県内科医会の結束を図る一つの要因ともなっているようです。
コロナも開けて対面での会が多くなろうかと思っているところではありますが、物価高騰が当会にも押し寄せ、10年以上据え置きの会費もそろそろ検討をしなければならなくなったところです。今年度は緊縮財政の中でのスタートとなり、自粛しながら会の運営に当たりますので、今まであったweb会議の導入などが余儀なくされるかと思います。皆様方には少し御迷惑をおかけする事もあるかもしれませんが宜しくご配慮の程お願い致します。
さて、県内科医会の主体となる活動はやはり、保険の事です。保険審査の適正化、なかんずく社保と国保の審査を統一し不当な保険査定をなくすように、先生方のレセプトを題材とし年１回社保国保合同内科系審査委員懇談会を開催しています。この結果は後日内科医会ニュースで流していますし、5役会を中心として保険診療お悩み相談コーナーを設立し、多くの先生方から納得のいかない査定などを皆で協議し返信させて頂いています。詳細は県内科医会ホームページ会員専用→保険診療お悩み相談で閲覧することができます。好評を博している取り組みの一つであり、先生方も是非ご利用され引き続き開業されている先生方にfeed backしたいと考えていますので、疑問に思ったり納得がいかない保険診療はご相談ください。
最後に医療DX時代に即応した県内科医会しかできない事例に取り組んでいければと考えていますので、ご指導ご鞭撻の程宜しくお願い申し上げて私の挨拶にかえさせて頂きます。